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佐藤会計タックスニュース

vol.251 経営者への言葉

 こんにちは。

 紅白歌合戦の出演者が発表され(筆者は見ていませんが)、街にはクリスマスの飾りつけが増え、朝晩の冷え込みが厳しく感じる時期となりました。今年1年、日本は厳しい経済環境下にあり、皆さんも経営の手綱を緩めることなく過ごされてきたと思います。一方中国上海で開催されている自動車ショーは、何でも東京モーターショーの3~4倍の出展企業を集めたそうで、JALの窮状ぶりに象徴される我がニッポンとの落差を痛感いたします。「技術はまだまだ追いつかれない」などの意見もありますが、「勝っている」部分を見て自分を慰めるのではなく、「負けている」部分に対する焦りや自分への怒りがなくなったら、前進や発展は望むべくもないのではないでしょうか。戦後「モノマネばかり」と西欧から嘲笑されながらもエコノミックアニマルと恐れられた時代に立ち返って、もう一度ガツガツと仕事に打ち込む日々を過ごしませんか?嘆いてばかりでは何も結果を生み出しませんので。

 さて、前置き(本文?)が長くなってしまいました。今回は筆者が今まで本や講演で見聞きしてきた「言葉」を紹介させていただきます。

 経営者にとって「言葉」は大切です。自分を奮い立たせたり、社員に希望を与えたり、自社の信用を生んだりと、言葉は「人を生かすもするし、殺しもする」道具でもあります。 特に経営の判断に悩んだり、限界や力不足を感じたりしたときなどは、熱くなった頭をリセットしたり、気持を奮い立たせる効果があります。何より先人経営者の言葉には「哲学」があります。ではちょっとご参考に・・・。

  • 不安な感情に飲み込まれてしまわない。焦ると判断が鈍り、大きな過ちを犯しがちになる。クリアな思考の邪魔をするのは不安感である
  • 目先を見ると船酔いする。遠くを見ると物事が非常に鮮明に見えてくる。クリアな原理原則が浮き上がってくる
  • 仕事で最も大切なことは、「自分探し」の時間を持つこと
  • 習慣は人格をつくり、人格は運命をつくる
  • 目の前の仕事をお金に換える。大きな目標ばかりを見て、足元を見失うな
  • いい出会いは、求めなければ実現しない
  • 時代の変化に気づかないのは、自分が現場から遠ざかっているから
  • どんな人間にもどんな会社にも1日24時間という条件は平等だ。その中でどれだけ仕事に打ち込むかが成否の分かれ目となる
  • 大きな声で挨拶しよう。元気が出てくる。

さあ、元気が出ませんか?頑張っていきましょう!

2009年11月20日号(251号)

 このページは、佐藤会計事務所(所長・税理士 佐藤 典哉)様が発行されている『佐藤会計・タックスニュース』をちくナビ!でも読めるようにしたものです。掲載上、一部元原稿とはレイアウト等に違いがあることをご了承ください。

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