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佐藤会計タックスニュース

vol.225 10年後の今日

 こんにちは。

 新聞には世界同時不況とか、景況悪化感が90%を超えたとか、例によって扇情的な記事が蔓延しております。そんな中、自民党と民主党の興味はもっぱら選挙時期にあるようで、やはり政治システムの古さというか、イノベーションの働かないムラ社会の「遅れ」というか、国民の意識とのズレを感じてしまいます。日本経済の浮沈のかかるこの時期に、一致団結して国難を乗り越えて欲しいのですが・・。

 さて、今回は「10年後の今日」について書かせていただきます。

 ところで、皆さんの「10年前の今日」はどんな日だったでしょうか?

 今日は2008年10月6日ですので、10年前の今日は1998年10月6日となります。日記を書いている方はちょっと読みなおしてみるといいかもしれません。そのころ皆さんの毎日の生活はいかがでしたか?ご自分の年齢は幾つで、家族や社員さんは何歳でしたか?あなたの日々の仕事は今と違っていましたか?

 10年前はまだノートパソコンの値段も高く、やっとインターネットの時代が始まった頃だったように記憶しています。現在グーグルやユーチューブによって情報が大衆化され、また高機能なパソコンやサーバーがすでに時代遅れとなりつつある環境を考えると、その変化の速さに慄然といたします。時代は加速度的に変わっているのですね。

 では、もうひとつ考えてみてください。

 10年後のあなたはどうなっていますか?ご家族は何歳になり、社員さんも何歳になられていますか?社員さんのご家族はどうなっているでしょう?お子様が高校や大学受験を控えて金銭的に苦しくなっているとか、あるいはすでに退職されているとか、さらに主要な商品は何になっているのか、後継者は順調に育っているのかなど、具体的にイメージすることは大事なことです。そしそのイメージに対して、今から準備すべきものを考えなくてはなりません。

 10年後は必ずやって来る「未来」です。将来も発展する会社であるために、その未来に向けて、今から計画的に準備を進めなければなりません。経営は計画あってこそ方向が定まりますが、10年後の幸福づくりも同じです。今から具体的、計画的に準備していきましょう。

 10年後の発展に向けて明後日開催する「佐藤会計による経営承継セミナー」も、瞬く間に定員の50名が埋まりました。年末からは全6回の「後継者塾」(定員若干名)も予定しております。ぜひご参加いただければと存じます。

2008年10月5日号(225号)

 このページは、佐藤会計事務所(所長・税理士 佐藤 典哉)様が発行されている『佐藤会計・タックスニュース』をちくナビ!でも読めるようにしたものです。掲載上、一部元原稿とはレイアウト等に違いがあることをご了承ください。

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