筑西市ナビ「ちくナビ!」

筑西市ナビ 「ちくナビ!」

佐藤会計タックスニュース

vol.322 ハイブリッド会計

 こんにちは。

 1999年8月5日に第1号をお届けして以来、この佐藤会計・タックスニュースも今回で322号となり、14年目に突入いたしました。これからもコツコツと続けさせていただく所存ですが、次回の10月20日発行分のみは休刊とさせていただきます。私自身が明日から今月28日まで長期海外出張となるためで、海外からお送りするには、時間的にかなり厳しいことが予想されるため、やむを得ず休ませていただきたいのです。申し訳ございませんが、よろしくお願い申し上げます。

 さて、今回は「ハイブリッド会計システム」について書かせていただきます。

 皆様の会社においては、会計処理のためおそらく何らかの会計ソフトを使っておられると思います。TKCや弥生会計、勘定奉行など様々なソフトがありますが、ソフトを買う、またはレンタルするのにそれなりのコストがかかり、また保守契約をしないと年次更新がないため保守料もお支払いになっているケースもあると思います。

 私どもの事務所では今月から「ハイブリッド会計」を導入し、運用を始めました。

 これは、いわゆるクラウド会計システムであり、最新のソフトはクラウド上にありますのでソフトの更新の必要がなく、お客様はシステムを立ち上げた時点で最新版を使用できる利点があります。入力と出力のスピードも会計ソフトでは最速、と開発業者さんが言っている通り、ストレスなく迅速に処理ができます。

 もちろんクラウド版ということは、回線の状態が悪くネットが切れる可能性もありますので、その際は自動的にパソコン内のハードディスクで作業を継続させ、ネット回線が復旧したら再び自動でクラウドにつながる仕組みになっています。ハイブリッド会計という所以がここにあるわけですね。

 会計事務所からもリアルタイムでお客様の会計の中身を見ることができます。またクラウドですからネットにつながる環境であれば、海外でもどこでも社長が最新の業績を確認することができます。さらに、たとえば海外の工場や支店の業績を日本国内の本社から見ることができるので、業績を見ながらスカイプなどを使った国際会議を無料で行うことができます。しかも、このハイブリッド会計システムは「無料」です。私どもの顧問先様限定ではありますが無料で提供させていただいております。

 「環境は変化します。変化する環境に合わせ商品、サービスを深化させ、さらに変化させていかなければなりません。変化はわが社の都合を待たず、変化はわが社を置いていきます。」→ある方の言葉ですが、会社は変わっていかなければ市場から見放されます。

 変化に合わせ、変わっていく。やっぱり変革と挑戦は大事です。

2012年10月05日号(322号)

 このページは、佐藤会計事務所(所長・税理士 佐藤 典哉)様が発行されている『佐藤会計・タックスニュース』をちくナビ!でも読めるようにしたものです。掲載上、一部元原稿とはレイアウト等に違いがあることをご了承ください。

このページのトップに戻る